三和サービスが展開するマイカーリース【リースナブル】
格闘家の魔裟斗さんがイメージキャラクターを務めることで、非常に有名になりました。
私は日々、マイカーリースの営業を行っている現役の営業マンですが、プロから見てもリースナブルの成長はスゴイと驚いています。
そんな人気のリースナブルをネットで検索すると『リースナブル悪い』という、なんて捉えていいのか?理解に苦しむネガティブキーワードが浮上します。
2024年11月現在、『リースナブル悪い』はGoogleでもYahoo!でも浮上するビックキーワードになったので、妙に気になってしまったのです。
リースナブルの何が悪いのか?
今回は会社やお店と言ったハードの部分、そしてカーリースの仕組みと言ったソフトの部分から『リースナブル悪い』というキーワードが生まれた背景について考えてみます。
リースナブルがネット上で『悪い』と書かれる内容
まずは三和サービスが展開するリースナブルの店舗、販売する車輛など、ハードの部分から見てみます。
ネットで書かれている内容、そしてカーリースを取り扱うプロの立場で見た場合、リースナブルに『悪い』というキーワードが浮上する理由は以下の3つではないか?と仮定しました。
・取り扱い車種が限られている
それでは、それぞれ詳しく解説してみます。
リースナブルは直営店舗が限られている
リースナブルは三和サービスのカーリース。
つまり、リースナブルの直営店は三和サービスが運営している販売店舗ということになります。
それでは三和サービス本社も含めて、自動車販売店を見てみましょう。
※車検工場は除きます。
DUXY本店
DUXY名古屋東店
DUXY名古屋西店
DUXY豊田天
DUXY安城店
DUXY大垣店
DUXY可児店
DUXY北名古屋店
DUXY清須天
DUXY天白店
Action1豊田店
Action1安城店
Action1西三河店
Action1可児店
SUN WEST COAST
Aperta名古屋店
と、リースナブルを運営する三和サービスの車両販売店です。
スゴイ数ですね~。
店名を見ていただけると分かると思いますが、全て愛知県と岐阜県に集中しており、本社がある地域に密集しているのが分かります。
地域密着型!という意味では最強なのですが、全国に展開しているネット型マイカーリース リースナブルという点で見ると、他の県の人は不安になるのも仕方ない話・・・。
新車なので各都道府県のメーカー保証が効くので問題はないのですが・・・話せる担当者が家の近くにいることに拘る人からすれば、この地域密着型店舗は【悪い】ということなのかもしれません。
ちなみに私の見解ですが・・・
会社の会議でさえ、ZOOMを使ったリモートになっている時代。
果たして、営業マンが近くにいる必要はあるのか??と思うようになっています。
2024年の今であれば、営業マンと電話やチャット、Lineなどでリモート相談もできるので、愛知県や岐阜県以外の方も安心して利用していいと思いますよ。
なので、私はリースナブル直営店舗が地域密集していることは、地域密着型のお客様満足のためであり、決して悪いこととは思っていません。
リースナブルは取り扱い車種が限られている
こちらが2024年11月現在、リースナブルで新車リースを販売している車種一覧。
即納の中古車リースも展開していますが、中古車の車両は日々変わるので、ここでは割愛します。
こうやって見ると分かるのですが、リースナブルで選択可能な車種が限られているのは本当ですね。
例えば・・・身近な車輛。
軽自動車の王様とも言えるNBOX。
知らない人はいないというくらい人気車種ですが、リースナブルのプランにはNBOXカスタムはラインナップされているものの、ノーマルのNBOXはありません。
※少なくともHPには掲載されていません。
『普通のNBOXがいいんだけど・・・』という人は、確かにがっかりするでしょう。
それはリセールバリューを考慮してのことだと思いますが、一覧の車種の中に希望の車が無かったら、ちょっと残念ですけどね。
ですが、その場合はリースナブルに問い合わせて見てください。
NBOXカスタムがリース出来て、普通のNBOXが仕入れできないわけありませんからね。
これ以上のコメントはできませんが、【悪い】と決めつける前に、興味がある車種がリースナブルの車種一覧に無い場合は、リースナブルのチャットで聞くか、三和サービスの営業の方に聞いてみるのが良いでしょう。
店舗と車輛というハードウェアで見たので、続いて仕組みや審査と言ったソフトの方から見てみます。
リースナブルが『悪い』のはシステム?本当に悪い仕組みなのか?
続いては審査や仕組みで見てみます。
『リースナブル 悪い』というキーワードが浮上する理由はリースナブルのシステムに原因があるのでしょうか?
審査に落ちた人が悪い噂を書く可能性がある
リースナブルに限らず、カーリースは基本的に審査があります。
審査に通過した人のみが利用することができるのです。
※以前はリースナブルでも自社リースを謳っていましたが、2024年11月現在は、その文字が公式サイトから消えました。
リースナブルに限ったことではありませんが、やはり審査に落ちた人はネット上やSNS上で悪い噂を書きたがる傾向があります。
本当は実際にリースナブルを使った利用者が書くべきなのですが、どうやら批判的な意見を見ていると、どうも内容がシックリこない・・・。
おそらく本当のリースナブルユーザーが書いたのではなく、審査に通らなかった人が悪い噂を広げているのでは??と思ったことがありました。
実際に私が仕事で携わっているリース会社でも、審査に落ちた人が個人情報の取り扱いで騒いだことがありました。
『私の免許証、シュレッダーかけましたか??まだ持っていませんか?』とね(;^ω^)
何かに文句をつけたくで、そのようなクレームに発展することがあるようです。
余談ですが・・・リースナブルを利用している人で(システムを理解している)、悪い噂や口コミを書きこんでいる人はいないように思えました。
残価を決める際の走行距離設定が一つしかない
リースナブルの残価を決める際の月間走行距離制限は750km。
ちょうどいい気もしますが、長距離走行が多い方には不向きです。
でもこれは人によって違いますよね?(;’∀’)ちょうどいい人もいるし、足りない人もいる。
ちなみに、リースを営業しているプロの目線で見ても、750キロ/月は決して少ないとは思いません。
参考までに・・・
一般社団法人日本自動車工業会が公表している「2021年度乗用車市場動向調査」では、1ヶ月あたりの走行距離の平均は370km、年間走行距離で4,440kmとなっています。
もちろん平均でしかありませんが、されど平均・・・
地方に行けば走行距離は伸びるかもしれませんが、それでも750キロ/月もあればいい感じに走れるのではないでしょうか??
なお、リースナブルでも残価設定距離が750キロ/月というだけで、距離がオーバーしたら車を引き揚げる!というわけではないので、そこは気にしないで乗っていも大丈夫です。
※距離超過の場合は精算がある可能性があります。詳細はスタッフにお問い合わせください。
リースナブルは契約期間が2つ(車種によっては3つ)のみ
リースナブルのリース期間は3年、5年の二つがメインで、車種によっては9年も選べます。
このように、契約期間が3つに限定されており、人によっては契約期間が合わない場合もあるでしょう。
これは個人的な予想ですが・・・おそらく、他社との比較を嫌ったのではないでしょうか??
軽自動車の例えばかりで申し訳ありませんが(;^ω^)、軽自動車のリースを展開している業者の多くは7年リース・・・。
リースナブルも7年リースはシステム的に可能だとしても、同じ7年リースとしてネット上で比較されてしまう・・・。
それを嫌って、7年リースを外したのだと思います。
なお、世の中のは1年~11年のカーリースが存在しており、その中でリースナブルは3年、5年、9年(車種による)が選べるので、選択肢は決して少なくなんてないですよ。
私が取り扱っているカーリースは3年、5年、7年ですが、本当は9年も扱いたいですからね。
むしろ現役のカーリースのプロの目線で見れば、リースナブルの3年、5年、9年は十分に使いやすいカーリースだと思います。
可能であれば7年も追加すれば最高なのですが、おそらく追加はしないでしょうけどね(;^ω^)
リースナブル中途解約の際に解約金の恐れがある
リースナブルのポイントとして、いつでも解約OK!があります。
ですが、勘違いしないでください。いつ解約しても、支払いが無い!というわけではありません。
支払いが無い場合がありますが、支払いがある場合もあるのです。
残りのリース料と、解約時点の車両の価値を査定して比較して、足りない分を解約金として払う・・・。
これはリース業界では普通のことなので、これはリースナブル特有のことではありません。
そのことを【リースナブル悪い】と言っているのかもしれませんが、マイカーリースの仕組み上、中途解約は解約金がかかるのは当然と思った方がいいでしょう。
強引なたとえ話ですが、72回ローンで組んで3年後に『車返すから、残りのローンを無くしてチャラにしてよ』と言っても、できるわけないですよね(;^ω^)
それと同じです。
中途解約の際に解約金がかかるかもしれないことはリースナブルに限ったことではないので、決してリースナブルが悪いと言われることにはつながりません。
リースナブル契約終了時の残価精算の可能性あり
これは途中解約ではなく、リース終了まで乗った場合の考え方ですね。
リースナブルは750キロ/月で残価設定しているので、多走行だったり、外傷が大きい場合はマイナス査定が入ります。つまり、契約終了時に残価清算の可能性は当然あるわけです。
ですが、これも途中解約の説明同様、リースナブル以外のカーリースでもあるので、これも【リースナブル悪い】にはつながりません。
例えば、残価設定の条件など、一切説明もなく契約していればそれもありますが・・・そんなわけありませんよね。
残価設定の条件を理解して、同意して契約している以上、残価清算の可能性があることは致し方ないことなのです。
以上、直営店や取り扱い車種、途中解約や契約期間など、様々な観点から【リースナブル 悪い】と言われる可能性について書いてきました。
私は現役でマイカーリースのプロとして仕事をしていますが、プロの目から見ても・・・特にリースナブルが悪いと言われることはないかな??と思っています。
ということで、ネット上に存在するネガティブキーワード【リースナブル悪い】が浮上した理由について、プロの見解でまとめてみました。
何度も言うように私はカーリースのプロですが、よくできたシステムだと思いますよ。
もちろん利用する人によってベストシステムは違うので、一概には言えませんが・・・
リースナブルはバランスの取れた、万人受けするカーリースだと思います。
リースナブルにしようか?どうか?悩んでいる方の参考になれれば嬉しいですね。